【アレルギー】伊賀の里モクモク手づくりファーム
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先日、三重県伊賀市にある伊賀の里モクモク手づくりファームに行ってきました。ここでは、中で提供、販売されている食品についてアレルギー対応されていました。また、ここで提供されているハムやソーセージは小麦由来成分などアレルギー成分を含まないものであったり、食事も和食がありましたので、グルテンフリーな方でも、割と食べるものがあります。
まずは、行ったことの無い方向けに、簡単にファームを紹介します。場所は、大阪からだと車で約90分とわりと遠いところですが、日帰り可能圏内だと思います。ここでは「ものづくり」「体験学習」「癒し」「食事」「買い物」の5つのテーマで楽しむことができます。また隣接している系列の宿泊施設OKAERIもありますので、ゆっくりと楽しむこともできます。
ファームには3歳以上は入園料が500円かかりますが、ファーム内の商品を購入できるモクモクショップ、野菜塾市場や農村料理レストランや、カフェや足湯など、入場しなくても一部楽しむことができます。
1:ものづくり
ファーム内には、ハム・ウィンナー・地ビール・とうふ・ジャージー牛乳・パン・和菓子・洋菓子を作る工房があり、そこで作られた製品を販売しています。また、地ビールの工房など見学ができる工房もあります。
2:体験学習
ウインナーやパン、ジェラートなどを体験したり、牛・馬・ロバ・ヤギ・羊のお世話を体験したり、時期によってはいちごやキノコの栽培の体験をしたりできます。
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3:癒し
ファームには温泉や、無料の足湯などがあり、ミニブタのショーを見たり、筏で池を周遊したり、持参したお弁当を食べたりと、ゆっくりすることができます。また宿泊施設もありますので、さらにゆっくりとすることもできます。
4:食事
ファーム内にはビアレストラン、バーベキューハウス、農村料理レストラン、カフェ、ハンバーガーなどの軽食のお店などあります。店内で食べたり、ファームの景色を眺めながら外で食べることもできます。
5:買い物
ファーム内の各工房や農園でつくっているものを、各工房や、ファーム内の商品を一度にかえるお店などで買うことができます。
さて、肝心の食事についてですが、ファーム内で販売する商品はアレルギー表記がされているものが多くあります。豚肉・野菜などの食材の生産や、調理についてもファーム内で行っている為か、7大アレルゲンについては表記されているものが多いのと、その他のアレルギー食材についての基本的な質問については回答してもらえる様です。
前置きが少し長くなりましたが、今回利用しましたのは入場料が必要なエリアにあります、PaPAビアレストランというファーム内で作られたビールと共に、ファーム内で作られたソーセージ、野菜や豆腐を使った料理がビュッフェスタイルで食べられるところです。一言で言えば、和食ビアレストランといった感じでしょうか。
さて、気になるアレルゲン情報ですが、こちらは料理が置いてあるところに表記がされているものもありますが、詳細は店員に声をかけてもらえれば、当日使われている食材の原材料の表を見せてもらえます。また、一緒に食品の置いてあるテーブルをまわって説明もしてもらえます。
これは、当日店員の方に見せていたたいたものです。更新が頻繁にある為か、インターネット上で公開はされていないそうなのですが、随時更新をされているもののようで、メールや電話(総合案内 0595-43-0909 (9:00~21:00))などで問い合わせをすれば、送っていただくこともできるとのことでした。
次に、当日提供されていた主な料理を紹介します。
■ハム・ソーセージ
レストラン内のメインの食材と思われる、ハムやソーセージについてですが、ネットショップでも情報が公開されていますが、アレルゲン物質は「豚」のみでした。一般的なハムやウインナーに含まれる膨張剤、増量剤はいっさい使わず、化学調味料もできる限り抑えながら豚肉それぞれの部位ごとの旨味、食感を生かすといこだわりの品々だそうです。
■ミネストローネ
ファームのこだわりの一品というわけでは無いと思いますが、スープには割と小麦由来成分がなにかと入りがちなので、小麦アレルギーだと食べることができないことが多いのですが、こちらはシンプルに作っているので余計なものが入っていませんので安心して食べることができます。
■豆腐
地元三重県産のフクユタカと尾鷲海洋深層水からつくるにがりを使って、毎日早朝からその日の分をつくっているそうです。
■サラダ
ファームで作っている野菜を使ったサラダがたくさんありました。アレルギーが気になる方は、オリーブオイルや塩などでシンプルに食べることもできます。
■例
私が気になるのは小麦でしたので、それを除くと上記の写真の様になりました。和食のおかずには醤油が入っている為に小麦と表示されますが、それ以外の小麦由来成分が無いようでしたので、選びました。
■ノンアルコールビール
車を運転しましたのでファーム内で作っているノンアルコールビールをいただきました。原料に大麦若葉、小麦麦芽、ホップ、それに国内産のマイヤーレモンと徳之島の黒糖を使い、地ビールづくりの経験を活かしてつくられています。本物の地ビールのような、深く濃くや香り、ほのかな苦味を楽しめるノンアルコールビールです。
■<参考>ビールの原料になる小麦麦芽はアレルギー反応が起こるか
ビールについても小麦麦芽が使われているのですが、麦芽は細かい粉にされ、水と一緒に仕込み槽の中で混ぜ合わされてできた麦汁をある特定の温度まで熱すると麦芽の中に含まれていた酵素が活性化し、この酵素が麦芽の澱粉質を麦芽糖に、そしてタンパク質をアミノ酸に変えます。以前でも紹介しましたが、同様にこの過程で小麦アレルギーの原因となる小麦タンパクが無くなりますので、小麦が使われているビールであっても問題が無いと判断して飲んでいます。ただし、完全になくなったことを保証して製造しているところは無いと思いますので、重篤なアレルギーがある方の場合は、醤油の場合と同様それ以外の添加物に注意しながらであれば取得できると考えます(あくまで自己責任ですね)。
■おみやげ
ファーム内で作られる商品については入場料金を払わずに入れるエリアにあるお店やネットショップで買うことができます。そこで特定原材料を使わないアレルギー対応の商品がありましたので、最後に紹介しておきます。
アレルギーのある方でも割と食べるものが選べるところだと思います。次の週末にでも晴れたらのんびりと過ごしてみてはいかがでしょう。また、少し遠いけど食べ物に興味があるという方は、直営のレストランが大阪のモクモク農場レストランと阿倍野ハルカスにおひさまのえがおがありますので、まずはそちらからいかがでしょうか。
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