【グルテンフリー】クラウドブレッド・ピザ
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本日は、最近話題になり出しているクラウドブレッドを応用し、クラウドブレッドピザを作ってみましたので、レシピと共に、記事にしてみたいと思います。生地に最低限必要な材料は「卵」「クリームチーズ」「砂糖(甘味料)」のみですので、よろしければご一読ください。
■クラウドブレッドって?
グルテンフリーやアレルギーに関する情報を集められている方だと、最近クラウドブレッドというキーワードを聞いたことがあると思います。
国内では最近だと東京に店舗を構えるthe 3rd Burgerなどで期間限定ですがグルテンフリーのクラウドバーガーとして販売を開始していたり、本も出版がされるなど、ネット上でも何かと情報が流れていると思います。
クラウドブレッドとは、「卵」「クリームチーズ」「クリームターター(酒石酸水素カリウム)」「甘味料(ステビア)」で作る、グルテンフリーで、高蛋白、しかも炭水化物が低い、ローカロリーのパンです。味については後でまとめますが、パンと思って食べると、違和感があり、別の食べ物と思ったほうが良いです。
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材料の中にある、クリームタータはあまり聞き慣れないかもしれないですが、メレンゲの泡立ちを良くする為に使用します。名前の由来となっているクラウド(雲)のようにもこももとした仕上がりにしたい場合は、使うほうが良いですが、今回はあまり膨らます必要のないピザですので、あえて使用しません。
■用意するもの
20cmのピザの場合
(1)生地
クリームチーズ 48g
卵 3個
砂糖 小さじ1.5杯(ステビアの場合は小さじ0.5杯)
バジルなどのハーブ(任意)
バター(ケーキ型用)
(2)ピザの具(今回使用したもの)
カゴメ具だくさんピザソース
スライスチーズ 2枚
スライスハム 4枚
(3)機材
ケーキ用の型(20cm)
ブレンダー・泡立て器(あれば便利)
耐熱クッキングシート(あれば便利)
オーブン
■作り方
材料が用意できればまず、オーブンを150度に余熱をしておきます。また、クラウドブレッドを焼くために、ケーキの型に耐熱クッキングシートを引いておき、バターを全体に塗っておきます。
次に、卵3個を黄身と白身に、別々の容器に分けます。
黄身の入った容器にクリームチーズ48gを追加、お好みでハーブを適量刻んで入れて、ブレンダーなどでかきまぜていきます。白身は冷蔵庫に戻して再度冷やしておきます。
次にメレンゲです。分量の砂糖またはステビアを白身側に投入し、泡立て器にてかき混ぜます。
ここで、器を一緒にし、やさしくヘラなどでかきまぜます。
およそ色が均一になれば、そのままケーキの型に流し込みます。
そしてオーブンで150度、20分焼いていきます。
20分後できあがったものはこちらになります。ほとんど膨れていませんが、ピザ生地なのでこれでよいです。表面は少し硬くパリパリとした感じですが、全体的にはやわらかい感じがします。
今回はブログの為に一度型から出しましたが、ひっくり返したものがこちらになります。ぷにゅぷにゅして、焼きたての出汁巻きみたいになっています。
横から見た写真です。基本はたまごとチーズですので、硬くはなっていません。
今回はこのまま具材をのせていきますが、一度出すと、ぷにゅぷにゅ生地が皿などにくっついて扱いにくいので、本来は型から出さないほうが良いです。再度オーブンに戻し、150度で今度は10分程焼いてきます。
そして、10分焼いた後に取り出したのが、次の写真になります。見た目は普通のピザっぽいですね。
近づいて撮影してみました。パリっとさせたい人はもう少し焼いたほうが良いかもしれません。
■試食
出来上がった後、あたたかいうちに切ってたべてみました。小麦粉や米粉でつくった生地に比べると、食感はやわらかい感じになります。生地の味のベースはやはり、たまご焼きですね。出汁のかわりにクリームチーズが入っているので風味は違いますが、少し硬いチーズだし巻きという感じでしょうか。
今回はバジルも入っているのですが、生地自体はあっさりとした感じになっています。ソースはたっぷりかけた方が良いですね。具材として今回はハムを使用しましたが、スパイスなどで味付けした鶏肉などを使うレシピもありましたので、濃い味にした方が合うのかもしれません。
オーブンを使用したり、メレンゲを作ったりと、多少手間はかかるのですが、普通のスーパーに売っているものばかりで作れるので、よろしければ一度、お試しください。
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